桜を愛でて一カ月近く経ち新緑を目にする時候になりました。4月15日藤心近隣センター多目的ホールで第38回藤心地域ふるさと協議会定期総会を開催しました。朝から本降りの雨で土曜日の休日にも拘わらず、新旧町会長はじめ顧問の各学校長、各協力団体の代表者等この地域を代表する88名の方が参加されました。この地域はこうした方々が支え盛り上げてくださっているのだと心強く思いました。
会合の冒頭挨拶は「地域づくりと防災、フレイル予防」という題を掲げましたがそのキーワードは「人と人のつながり」です。地域づくりは私なりの解釈で人のつながりを構築することと説明し、防災をテーマに町会の会員、非会員の壁を越えて近隣同士の話し合いをすることが顔の見える関係づくりになりますと、またフレイル予防については昨年の総会でも触れましたが、まだまだ高齢者の多くがフレイルの概念を知らない、伝わっていないことから、この場に集まられたリーダー的立場の方々から啓発して頂きたいと改めてお話しさせていただきました。
人生100年時代にあって健康な状態から介護を受ける状態に至るまで、日々の生活習慣で何に気を付けるべきかを早期に知ることが肝要であること、自分ごととして捉えて啓発に当たってくだるようお願いしました。フレイル予防の3要素は栄養、運動、社会参加ですが、強調したことは「社会参加」です。東京大学から示されたデータを根拠に人とのつながりを持つことが健康寿命の延伸に寄与すること、地域活動への参加やその役割を担うことで認知症のリスクが大幅に下がるという報告(この日の朝に前監査役が前日に受けられた講演の情報)も紹介しました。地域活動の町会役員、ふるさと協議会役員のなり手不足が大きな課題ですが、上記の情報を元に周囲の眠れる人材掘り起こしの材料にしたいものです。
以上の挨拶の後、既に町会長会議で審議承認された令和4年度の事業内容、決算内容の報告、会則の一部改定、ふるさと協議会が保有する備品の管理基準制定、更に令和5年度の事業案、事業予算案も概要を報告しました。また8月に太田市長のふるさと座談会(かずミーティング)が予定されていることもお伝えしました。
後半は参加者お一人ずつ所属とお名前を自己紹介していただき、民生委員児童委員協議会会長から「5月から声掛け活動を始めます」と報告があり、柏市シニアクラブ連合会長からメンバー数が急減している状況と参加を呼び掛けるお話がありました。会合の散会後もホールの各所で名刺交換やお互いの連絡、今後もよろしくとの挨拶が行われ「顔の見える関係づくり」が出来ていたように思います。
お帰りには初めて心ばかりの記念のお土産をお持ち帰りいただきました。参加された皆様方今後もよろしくお願いいたします。
新年度スタート。
今年はコロナなどで行事の中止がなければいいですね🦀
総会ごくろうさまでした。
今年度はコロナがおさまって活動に支障がないことを願うばかりです。