4か月ぶりに町会長会議を開催しました。コロナ感染症対策をきちんと行ったうえでした。
議題は総務部のコーナーに掲載されていますのでここでは省きますが、議題の幾つかに関わることや、9月中頃にこのホームページに「この地域の支え合いのネットワークをどう構築するか」の中で、この町会長会議でお話ししますと記述したこともあり改めて取り上げます。
ふるさと協議会には多くの課題がありますが、「支え合い」が最大のものと認識しています。ごく最近ですが、この地域で孤独死がありました。大変衝撃的なことです。色んな事情が絡んだ結果でしょうが、やはり残念な出来事に違いありません。会長に就任して以後何度も「向こう3軒両隣の関係づくり」を話してきました。お互いの近況・健康状態が気軽に話し合えることがあれば、特に防災・減災の面で大きな力を発揮すると思うからです。昨年、東京都内で内水氾濫があり浸水のため年配の女性を助け出し避難する場面がテレビで2週間ほど前に放送されていました。ご覧になった方もいらっしゃると思います。ここに登場した町会長さんが示された文字が「近助」でした。私は自助-共助-公助の共助よりもこの近助が腑に落ちました。会議で町会長の皆さんに、「隣近所皆仲間」といった関係はもう過去のものかも知れません、難しさがあることは承知しているつもりですが、こうした隣近所の関係づくりを「近助」をキーワードに是非話し合って頂きたいとお願いしました。こうした地道な活動が支え合いのネットワークづくりの根っこになると信じています。
さて、他の議題で「協議会会長選考方法について」がありました。ここでは、どのような方法や手順で決めるかを内規で定めておこうと審議しました。ポイントはふる恊は町会の連合体であるから、町会長の現職・元職、執行部が対象であるという認識を新たにして頂くこと、選び方は話し合いを基本にすること、選考を重ねても決まらない場合は案で示されたA,B,Cの3つに分けた町会のブロックから順に選出することにしました。
コロナ禍で、特に今年のイベントは全て中止ということもあり、ふる恊の活動は低調ですが上記の課題を含め、色々なご意見を頂きながら期待される協議会づくりに向け、試行錯誤しつつですが前に進めていきたいと思います。皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いします。岡田