藤心ふるさと協議会の岡田です。9月半ばになりました。皆さん如何お過ごしですか?。新しい生活スタイルとしてマスク着用、手指の消毒、換気、三密を避けるなどにようやく慣れてきました。インターネットを使った会議も数回行い家にいながら関係者と意思疎通ができることも体験し、これからはこうした色んな意味の新しい形が定着していくのだろうと思いました。でもまだ皆さん感染を恐れて多くの活動が休止され、呼び掛けにも慎重になっておられるようです。
ところで私が今、課題として重く受け止めていることは「支え合い」です。身体の不調などで普段の生活に支障がでている方々をどう支えるのかです。要介護の認定を受けられている方は公的なサービスがありますが、認定に至らないけれど手助けが必要な方もいらっしゃる筈です。この中に困っていても遠慮して声を上げない方や周りが困っている事態に気づかないケースもあるようです。現在この地区には「さくらんぼ」という生活支援の活動が立ち上がっていますが、申し上げたいのは、やはり近くで暮らしている人がお互いの状況を最も知りうる訳なので、近隣同士で助け合う関係があることが一番望ましいように思います。でも近所だから仲が良いとは限りませんし、そんなに挨拶したり会話がない状態が続いていたら、隣は何する人ぞ、ということもあります。
でも火災や大地震といったことが起こったら正にお互い様であり、命を救うために力を合わせて助け合うことが必要になります。何事もなく過ごせている平穏な時にこそ、隣近所の付き合いの大切さを、阪神淡路大震災の例もありますから改めて考えて頂きたいと思います。「防災・減災」の視点からであれば近隣の話し合いのきっかけ作りもし易いでしょう。その話し合いがあれば必ず支え合いの形も作られていくのではと期待しています。コロナ禍の最中ですが「支え合い」は待ったなしの課題です。ここに載せたことを次の町会長が集まる会議でもお話ししようと思います。
「支え合い」、大切ですね。
これこそふるさと協議会、あるいは町会の目指すものではないでしょうか。