*我々の活動をご理解いただくため会合の内容をある程度詳しく説明しますので、長文になりますが最後までお読み頂き、日々の暮らしに少しでもお役に立てば幸いです。
(会議の開催)
当初予定の町会長会議はまん延防止措置発出以後2度の延長があり、5/8が5/15そしてまだまん延防止措置期限の6/20前でしたが会場の確保や他のスケジュールの関係で6/5の開催とさせていただきました。感染症の要因である飛沫と接触の防止のためマスク着用、三密回避、消毒(マイクは触らない)体調確認など対策をきちんと行っての開催でした。
(会長挨拶)
冒頭の会長挨拶では藤心地域の昨年の人口構成、各町会から報告いただいた所帯数を説明。この後令和2年度の町会長から3年度の町会長への8つの申し送り課題事項について確認を含めお話ししました。(ふる協の理解・防災・支えあい・ふれあいの場・広報担当募集・情報交換会設置・逆井中学校軟式野球部全国大会出場応援募金・野良猫対策)
(野良猫対策)
NPO法人(にゃん2)からお二人をお招きし具体的な活動の一端をお話しして頂きました。地域住民の理解の元、放置から管理状態への「地域猫活動」の紹介。そして問題の解決手段として不妊去勢手術(桜耳の普及)が有効であることなどでした。
(藤心地域の防犯部長の篠田さんから)
防犯活動への協力の要請がありました。篠田さんは南部老人福祉センター長の立場でもあります。この施設にはお風呂があり柏市内の60歳以上の方なら無料で利用できますから気軽に利用してくださいと呼びかけがありました。また、ここにある施設の「かたくりの里」は4月から災害時の避難所に指定されたこともお話しいただきました。
(議題の審議と報告事項)
(1) 会長からの連絡とお願い
① ふるさと協議会の解説と町会長の役割
「ふる協」は町会があって成り立つもので町会の連合体であります。各町会が抱える課題はそれぞれが独自に自治として取り組み、課題が町会横断的な事項は町会の連合体であるふるさと協議会に上げ、ふる協執行部立案の案件と合わせ審議し決定します。このために各町会長は地元の事情把握と課題解決に努める一方ふる協で審議決定された事項を会合や回覧・掲示などで伝達・周知する活動が求められます。
② ふるさと協議会の組織概念
民間会社との対比で町会長は会社への出資者であると共に経営方針を決定する取締役の位置づけに当たります、と説明。
③町会派遣員について
ふる協の7つの執行部を支えてくださる人材を各町会から選出して頂きたいとお願いしました。
(2) 下半期の行事について
上半期(9月まで)の行事は全て中止が決定済みです。
10月以後で大きな行事はレクレーション大会ですが、町会長のご意向を確認したところ「開催すべきでない」との意見があり、賛否の表決を行ったところ全会一致で開催しないことを決議しました。これ以外の防災研修会や公開福祉講座、翌年2月の芸能大会は状況変化を見ながら内容・方法の変更、場合により中止も視野に開催を検討することにしました。
(3) 藤心地域の生活用水井戸の設置場所
柏市防災安全課は8月に藤心小学校に生活用水井戸を設置する計画であることをふる協の防災安全部長が掴み、部内で検討したところ藤心小学校には既に飲料用井戸があることから、希望する設置場所の順位は近隣センター次いで逆井中学校そして藤心小学校でした。この要望を文書で秋山市長に申し入れたいが町会長のご意向はいかがでしょうかと尋ね、特に反対のご意見もなかったので、町会長のご了承の元で市長に要望書を出すことにしました。要望書を出すことの意図は、災害時に関わらず住民に影響する色んな施策は事前に地元の意見を聞いてその実施を進めて欲しいとの思いも込めています。
ご意見の中にこの地域には災害用井戸をお持ちの方がいるはずだが、提供いただける井戸が何処にあるかを知りたいというものがあり、各町会の自主防災組織が把握している可能性も含め町会長の皆さんに期限は設けていませんが調査と結果の報告をお願いしました。
(4) その他
防災安全部;避難所運営推進委員の選任とボランティア保険申し込みを6/18納期で提出を依頼。トランシーバ交信テストを7/4,9/5,11/7,3/6に行う予定。この他に防災カルテ、防災資源など関係書類を提示。
福祉推進部;敬老の集いに代わり米寿の方に記念品を贈与したが該当者からの申告制にしたため想定数の応募がなかった。回覧の見過ごしも考えられこの反省を踏まえ十分な時間と丁寧な案内を行い対象者全員に贈るようにしたい。
「ふれあいの場」を逆井駅西口に開設する活動をしている。開設目標は10月としているが進捗状況や愛称募集と募金について改めて案内をしたい。
広報担当;広報員の募集、ホームページの活用、広報「ふじごころ」発行の内容説明が行われました。
(参加者全員の自己紹介)
町会長は80歳台の方2名、女性町会長が3名、再任の方が2名といった構成でした。またオブザーバーで参加いただいた近隣センター長の坂口さんからもご挨拶いただきました。大地震など災害時には近隣センター長が地区対策本部長を務められることも紹介いただきました。
以上が当日の会議の様子ですが、最後に会議時間が予定より大幅に延びたことに対し町会長から、発表時間にもう少し工夫を入れるようにというお叱りを受けました。初回ということもあり盛り沢山であった訳ですが、次回は今回実施出来なかった町会長同士のグループ懇談会の時間を確保した上で、全体の進行の時間管理をきちんと行うよう心がけたいと思います。
コロナ禍でやっと町会長会議が開かれました。
行事が思い通りにやれない状態が2年も続き会長としてやり辛い年度が続きますが頑張っていただきたいと思います。
会長のこの報告、執行部の方、町会長の方、読んだ感想を投稿ください。