8月21日(日)午前10時から午後1時の間、藤心近隣センターで「藤心地区夏休みこどもフェスティバル」を開催しました。ふるさと協議会は新型コロナ感染症の影響で令和2年、3年の2年間にわたりイベントを中止してきました。今年も従来の夏祭りのように盆踊りや売店で盛り上がる数千人の老若男女が集まることは感染症のリスクが高すぎると5月の町会長会議で開催を危ぶむご意見が多く出されました。しかしながらこの状況で子供たちが夏休みを楽しく過ごせないのはとても残念なことで、何か思い出作りが出来ないだろうかとふるさと協議会の「フェスト事業部」を筆頭に執行部の面々が検討を重ね、今回のイベント開催にこぎ着けました。検討した主なことは、感染症対策の徹底、熱中症を避けるため近隣センター館内で開催、対象者を小学生以下としゲームやお土産で楽しんで貰う、金銭の受け渡し場面は作らない(全て無料)、アンケートによる満足度確認を行う、などでした。そして会場づくり、片付けという力仕事に青少年健全育成推進協議会とおやじの会の方々の協力を得ること、募集方法も案内チラシを直接小学校に全生徒数分持ち込み、参加申し込みは殆どの保護者が所有されているスマホでQRコードを読み込む新しいやり方を取り入れる、などでした。
結果、参加者数は未就学児を含む子供220名、保護者142名。開催側はふるさと協議会、青少年健全育成推進協議会とおやじの会の計43名でした。イベント内容は輪投げ、景品くじ引き、スーパーボールすくい、和太鼓体験、こども神輿展示、おみやげプレゼントでした。広場でのダンスは生憎の雨で6,7人が少し踊ってすぐに中止。
9月3日(土)に開催に携わった関係者が集まりレビュー会を行いました。私から総括として、このイベントは大変良かったです、何より恐れていた感染症や熱中症はなく、目的である子供たちの満足度はアンケートで8割以上の子が「楽しかった、太鼓を初めて叩いた、思い出が出来た、来年もお願いします」と書いていてくれましたよと、高く評価しました。
また今回の開催で良かったことを幾つか挙げますと、何よりも青少協とおやじの会という若い頼もしい方々の協力が得られたこと、QRコードで申し込まれた名前は全部ひらがな入力して頂いたことで、受付一覧を50音順にでき受け付けがスムーズに流れたこと、会場の蜜を避けるため来館を1時間ごとの3つのグループに分けるメールを事前に流してお願いしたこと。テントは防災用に購入していたワンタッチに近い作業で組み立てらる物でとても楽でした。従来のテントはパイプが重く5,6人で組み立てるという難儀な物でしたから。会場を明るく華やかにするため、夏祭り用に保管していた色とりどりの提灯をぶら下げ、紅白の幕を周囲に巡らしました。
そしてこの行事の最大の功労者はフェスト事業部長と副部長でありお二人の頑張りが成功に導いたと言えます。
感染症が今後どう推移していくか見通せませんが、ふるさと協議会が地域の福祉向上を目的として存在する以上、各種行事はお互いが知恵を出し合い、協力し合っていくことでなんとか開催していきたいです。どうか地域の皆さんもこうした活動に関心を持っていただき地域を盛り上げるため色々な形でご協力くださるようよろしくお願いします。
「夏休み子どもフェスティバル」、盛況でした。このイベントで特に感じたのは3世代交流が出来たということです。地域の活動とは子供さんから高齢な方まで幅広い交流が出来ることが目的の一つだと思います。今回はその点大変良かったと思います。
フェスト事業部の方々はよく頑張ってくれました。次年度も期待したいと思います。